夏は「熱い空気は上に昇る」性質を利用!
高気密高断熱住宅では、「まず、熱い空気を外に出し、それでも暑ければ空気を冷やす」という基本を忘れがちです。例えば、車のエアコンをオンする前にまずは窓を開けて空気入れ替えますよね。家の場合には熱い空気は上に行きますから、そこに窓や排気口をつけ熱い空気は外に出すことをまずは考えたいものです。
これを「重力換気」と呼びます。
重力換気を考慮したエコ住宅では、よく換気塔という排気穴を設けるそうですが、我が家の場合、「ドーマ窓」と「天窓」で、ロフト裏に溜まった熱い空気が南北に抜けるそよ風で排気されるように工夫しました。
ロフトを南北に流れる風で換気!
(参考)
断熱を活かした夏のすまいづくり
(北海道東海大学芸術工学部助教授 石田秀樹)
天窓のVELUX
内田さんの天窓取り付けDIY
部屋の連結ドアで南北に流れる風の道を実現!
ロフトのみならず2階の各部屋に画期的な工夫をしました。南北の部屋は、クローゼットの奥から扉でつなげ、換気の必要な時は、その扉を開け放つことで、2階もそよ風が南北に抜けるようにしたのです。
2階の部屋も南北に風が流れる工夫!
冬は大地に蓄えられた「地熱」を利用!
冬に、床下に冷たい空気が流れてどんどん地面に蓄えられた熱が奪われたり、部屋の中の熱が奪われるのはもったいないものです。高床式の住宅というのは夏の湿気を防いだりするもので冬は意味がありません。最近、住宅の技術も進歩して、「基礎断熱」による地熱利用が簡単に出来るようになりました。
ただし、地熱といってもヒータのようなものではないので、心地冷たくはないという程度ではあります。
我が家の地熱利用24時間換気システム!
(参考)
デライト地熱利用システム
軒を利用して、冬は太陽熱を窓から取り込む!
昔から太陽熱の取り込みに軒が有効なのはよく言われることです。軒によって夏の高い太陽の時には太陽光がさえぎられ窓に直接入らないように出来ます。真冬には太陽光は約30度の角度にまでなります。軒によって寒い冬にのみ太陽光を部屋の中まで届くようにすることが出来るのです。
ただし、当家の場合、この設計で少しミスをしてしまいました。夏の暑さのことばかり気になっていたので、南側の窓をダブルLow-Eガラスにしてしまったのでやりすぎでした。冬に太陽熱の取り込みが不十分でポカポカ感が今ひとつなのです。今さらどうにもならないので少しこの点は後悔です。
真夏の直射日光を遮る軒下!
我が家の南側はアンダーセン・サッシを採用!
ダブルLow-Eガラスの威力!
我が家の窓の遮熱スペック!
和瓦は夏の遮熱に効果的!
夏の遮熱に和瓦の効果が高いとも言われています。特に通気層が自然と出来ることが大変重要となります。
当家の和瓦の屋根の外観
和瓦の仕様
(参考)
屋根の遮熱
アストロホイルという輻射による熱の防御材も見つけました。
どの程度の効果があるのかいまだ不明です。
アストロホイル
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