北総ハウジングさん~私の総合評価








 私の評価は?

 北総ハウジングさんで家を建てて、1年程経ちますが、ハウスメーカ、工務店として北総ハウジングさんをS,A,B,Cで評価しますと何になるでしょうか?

 S: 素晴らしく何の文句もつけようがない
 A: 概ね満足
 B: ちょっと不満足
 C: ちょっとビルダー選びに失敗

 私の総合評価は現時点では、
A評価 です。
 
 とにかく頑丈で、うちの思うような仕様の家が作れたというのが最大の満足です。 ドライウォールに関しても、隅まで丁寧に施工されていて大変気分が良いですし、モノプラルの塗り壁も素晴らしいと思ってます。

 なぜ、現時点ではというかというと、まだまだ今後もメンテナンスや修理などがあるからです。

 ただし、「知り合いに自信を持って紹介するか?」という問いに対しては、「次の条件がきちんとクリアー出来れば十分お買い得だと思いますよ」というのが回答になるかと思います。

 (条件1) 
  十分余裕を持ったスケジュール(半年~1年)があること

 (条件2)
  現場に頻繁に通えること

 (条件3) 
  工法や工事内容に関して勉強してトラブルを見分ける眼力を持つこと

 条件3に関しては私のウェブの情報もだいぶ貢献できるのではと思っています。
 (⇒私のウェブトップページ

 私がこのように総合評価をするのは次のような理由です。

【理由その1】品質管理の意識
 まず第1に、品質管理の問題です。これは、大手のハウスメーカでもある程度感じることなのかも知れませんが、プロとして防げるトラブルがいくつか防げなかったのは少し不満です。中小の工務店にそこまで求めるのもという考えもあるかと思いますが、これは、会社の規模とは関係ないと私は思っています。
 品質管理の考え方でPAF法という考え方があります。 品質を保つために下記の3つのコストがあるという考え方です。

 P: 予防コスト(Prevention)
   モノを作り込む前にあらかじめトラブルが生じないようにするコスト、
 A: 評価コスト(Appraisal)
   製品が出来上がる過程で検査して不良品をハジクコスト
 F: 不良コスト(Failure)
   出来上がった製品の手直しコスト

 経験のある方ならピンとくると思いますが、優良な会社は予防コストに多くのコストをかけ、不良コストを少なくすることで、品質にかけるコストをトータルで小さくして、コストをかけずにクオリティーの高い製品を生み出すことが出来るのです。不良品が完成してしまってから作り直すのは大変ですよね。ましてや、顧客に製品を引き渡してからクレームをつけられ、多大な交渉時間を費やすのは全く持って避けたいことですよね。家作りも同様で、なるべく上流でトラブルの根源を解決するというようなマネージメント力がその会社の能力ということになります。

 大手のハウスメーカでもこの辺が出来る会社とそうでない会社があるように思います。
 
 ウチの場合、こんなことがありました。まだ、フレーミングの段階で多く雨が降ったので基礎に少し水溜りが出来てしまいました。まだまだ工事の前半でしたので、じきに乾くという説明を真に受けてしまい、床下がカビだらけになってしまいました。長い時間かけて床下で、カビキラーのようなものでカビ取りの作業をやられてましたが、木が傷みますし、基礎を点検したり、カビ取り作業が発生したりで余計な人工が発生して北総さんにとっても決して得ではありません。カビ取り作業で空調配管(デライト)が壊れて交換したり2次災害も出ました。

 北総さんもこんなことがあり少しは学習しているか良くわかりませんが、相変わらず学習していないとすれば、フレーミングの段階では工事の終わりに現場にブルーシートをかけさせ、家を雨にあてるのを極力防ぐとか顧客側で徹底して指示した方がいいと思います。そういった意味でも、現場には頻繁に行ける方が全然いいと思います。

【理由その2】トラブルを見抜く眼力

 第2に「もう少し丁寧に現場を見る」という基本的な点で少し甘いと思ってます。
 ウチの例では、雨漏りトラブルが代表的な例です。雨漏りというと大事のようですがウチの周囲では、大手のハウスメーカで作った人からもかなりひどいトラブルを聞いています。結構日常茶飯事のトラブルといえるでしょう。
 ウチの場合には、それが早期に処置できたはずなのに、いくつかのトラブルを軽んじて見たために発見まで半年ほどかかってしまいました。癌と一緒で雨漏りを含むトラブルなどあるのが当たり前で、いかに早期発見し、早期処置するかというのが重要と思ってます。
 具体的な例として、住み始めてすぐ大雨があった時に、フローリングがかなり凸凹になるということがありました。北総さんに見てもらったのですがこの時原因が良くわからず単に湿気のせいだということになりました。後の現象から、サッシ周辺から基礎内への雨漏りで基礎内の湿気が相当上がり、1階床のフローリングが反りが大きくなったのだということが原因の1つとわかりました。この時、未然にトラブルが発見できなかったのは、トラブルともっと真剣に向き合い十分に状況観察がなされなかったためと思っています。
 こういったところで、プロの目で丁寧に観察し、原因を的確に見分け、適切な治療を施すというのはまさに医者の世界と共通しているし、現場の優れた職人の持っている能力です。 
 単にプロの経験で、基礎内の点検が必要との判断が出来ればこのトラブルは簡単に発見出来たハズと思っています。
 こういった点を補うのは、大手で作ろうが小さな工務店で作ろうが、現場通いしかないと思っています。もちろん、品質管理の人をつけるやり方もありますが、大手のハウスメーカのようにコストが上がってしまいます。どうせ世間相場では大したチェックはしてくれないのだろうから、品質管理は元々自分でやろうと私の場合は割り切っていました。これは大手で建てても同じことだったろうと思っています。
 あと、当然ですがトラブルでのやり直しもある程度想定しておかなければなりません。最近は、家は3-4ヶ月で十分に建つという人も多いですが、少し余裕を持ってトラぶった時はやり直しを頼む時間がほしいと思います。あわてて工事するとろくなことは無いと思います。

 いずれにせよ、ウチの場合は「現場第1主義」でしたので何とか満足する家が出来たと思っており、そもそも融通の利かない大手は性に合わなかったと思っています。

 ⇒ 個別評価のページ

北総ハウジングで建てるマイホーム
 風見鶏とドーマーの家
 (このサイトで私の建てた家の詳細をお伝えしています)